火曜日, 1月 30, 2007

書類はもうかなり順調

先日,米国の受入れ大学からビザ取得のための重要書類が届きました.
ビザってま,国によっていろいろでしょうが,米国ビザだけみてもいろいろあるようです.
今回取ろうとしているのは交流研究者用のJ-1ビザです.家族はJ-2ビザになります.
このビザを取るためには米国の受入れ大学からDS-2019という書類を出してもらわなければなりません.
結構これが時間かかって,出発までにビザが取れない場合があるみたい.
それが,こないだ届いたのでした.やったー!!
これが届くと次は日本の米国大使館での面接に行くことになります.持って行く書類もたくさんあります.
実はビザ取得は今回初めてでなくて,二度目なので,なんとなく気は楽な気がしますが,今回は家族の分があるので,それだけはやや緊張します.うーん,ときどきなんかいらいらする.
でも,持って行く書類の作成もオンラインで便利な部分もあるし,パソコンでちょちょいのちょいだし.面接予約もネットだし.便利ですねー.
面接は大阪です.来週の月曜日に行ってきます.

その他にもいろいろやることある.保険とか,航空券とか,学振との書類のやりとりとか.
着いてからも忙しい.ソーシャルナンバー取ったり,家(住所),電話,ガス,電気,ネットの手配.
そんでもって,4月の終わり頃は,一昨年のIODPのポストクルーズミーティングに参加するためにパリだ!いえーい!3月半ばは白浜温泉,いえーい!

木曜日, 1月 25, 2007

またもう一冊読み終わってました

またもう一冊読み終わってました。
なんだったか、日本人の国際的なジョーク集みたいなやつ。
まったく高知はのろいなー!
とか
関東の人は冷たいからねー。
とかの
国際版。




ま、お気楽ぅーな感じでした。

で、これはまぁ新書なので、すぐに読み終わったのですが、そのあと松本清張に戻ろうとして、あんまりつまらないので読書が止まっております。めずらしいことです。

留学のための書類は順調に進んでます。なんといってもインターネットのおかげです。というか、インターネットがなかった時は、いったいどうやってビザを取っていたのだろうと思うくらい、早くて楽な気がします。ビバ文明!

卒論もなかなか順調に見受けられます。やっとデータが揃って話が見えてきた感じ。もうちょとブラッシュアップできそうです。うちは2月半ばが締め切りで、切羽詰まるのはもうちょっと後かな。

月曜日, 1月 15, 2007

そういえば、一冊読み終わってました

えーっと、そういえば、一冊読み終わっていました。

「清張さんと司馬さん」半藤一利です。



これが、意外と面白かったです。
半藤一利って、太平洋戦争の小説を書く人という認識しかなかったのですが、どうも長いこと大手出版社で編集者をしていたらしく、松本清張と司馬遼太郎の担当で、なかなか深い付き合いをしていたみたいです。
さらに、松本清張に関しても目から鱗でした。僕は松本清張なんかまったく読んだ記憶がありません。なんか、純文学というよりサスペンスっていうか、昼ドラとか2時間ドラマとかの印象が強く、安っぽいイメージで、敬遠しておりました。ところが、やっぱりというか、サスペンスに革命を起こした人らしく、それまで型通りの殺人事件に、社会的な人間の本能のような、どろどろした心を絡ませた初めての人らしい。その上、社会性を重視し、歴史的な検証も含めて、そのバックグラウンドは単なる大衆小説といった安っぽいものでは全くなかったと。志は司馬遼太郎にも負けないものを持っていたと。ものすごい量の文章を残しており、歴史ものも多く書いているという。ずいぶん見直して、年始に2冊ほど、買ってみた。
ちょっとマニアックすぎて、これがかなりつまらない。清張はなんと考古学からの連続として、現在の日本人の心を理解しようとしていたようだ。で、読み始めた本は考古学的なテーマを専門家と対談する形式なのだけれども、内容がマニアックすぎてよくわからない。
考古学会では清張のスタイルは異端だったらしい。通常、なにかしらの発掘調査をやって、自ら文献の後ろ盾を発見することが一人前と目されていたようである。しかし、清張はとことん古典の読み込みと、東アジア全体の風習などの論理的つじつまで責め立てており、これがなかなか学会に受け入れられなかったようである。そんなひがみが、ところどころに出ている対談である。
実は、別のテーマで、遠藤周作が対談にでているところがあって、なんか発見した気分で買ったまででした。遠藤周作が亡くなる4年ほど前の発言かなぁ・・・。そんなに新しくないのかなぁ。

火曜日, 1月 09, 2007

さーて、仕事!

昨日は、やっとこさ書類が揃って、米国の受入れ教員へ送った。
Eメールで、何か問題があったらすぐ教えて欲しい、と送ったら、
「今横浜」
って返ってきた。そっちに送った方が早かったか?!

でも、後の処理は任せろみたいなことを言ってくれているので、安心して必要な書類がくるのを待つのみです。こっちの責任がない状態なので、気持ちはだいぶ楽になりました。ま、無事書類がくれば、また、時間との闘いが始まります。予想ではぎりぎりか、間に合わない可能性が高いです。そうすると、また期間の変更手続きとか大変だし、中途半端な時期に出て、中途半端な時期に帰ってくることになるので大学に迷惑がかかります。うーん!なんとか、予定通り出発したい。

んでもって、そろそろ学生の尻にも火が付きはじめたのか、昨日は質問攻めでした。
質問されるのは率直な話、うれしい。
回答する俺の天才っぷりが発揮できるから嬉しいのではないですよ。ちゃんと自分で考えようとしている姿勢が見えるのがいいねー。単にこれってなんですか?じゃなくて、こう思うんですけど、だとするとこうなるはずなのに、文献ではそうじゃないみたいなんですけど、どうしてですか?みたいな深みのある質問だとなおよいですね。
でもなかなかそこまでは行かないけれども、これってなんですか?と聞かれたら、答えずになんだと思う?と聞き返して、とりあえず、本人の考えを引き出すことが重要ですね。

月曜日, 1月 01, 2007

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

年末のマージャン大会は可もなく不可もなく、だらーっと中間あたりで2着を連続し、決勝戦にもビリ決定戦にもからめませんでした。うーん、ほとんどツキはなかったな。でも、マージャン自体は楽しかったです。

年が明けても気になるのは学生の卒論・修論の進み具合と、海外留学のための書類の準備です。

 学生の卒論・修論は、今年ほど順調でない年はなく、とは言ってもまだ5年目ですけど、そういう年もありましょうね、そうでしょうね。もう、大幅に手を入 れていかないといかんなぁ、と思ってるわけですね。ですけど、こっちはこっちで別にやることも一杯ありますので、どこら辺に落としどころをもってこよう か、時間配分とバランスを考えてるんです。できるだけいい論文にしたいと思ってるんですけど、どうかなぁ。

ここで、えー、いい論文ってなにー?と思わなくもない。

でも、なんとなく分かりますよね、いい論文というか、いい研究って。生データの示す新しいきれいな傾向と、そのデータから考察する内容の一般性や連絡の広 がりというか、絡みつきっぷりの面白さですかね。最近は、後半の考察をいかにこう、広く他の研究と絡ませられるか、その広さにこだわりたいというか、ここ で、別の視点を与えて、新しい断面でもって、同じ手法による同じようなデータもぐっと引きあがるような、そういう研究を目指してます。って、抽象的ですけ ど、伝わる範囲はある程度あるでしょう。

で、もいっこ、留学の書類準備ですけど、ビザ取るための書類のキャッチボールですね。まずは、僕に合格をくれた組織とのキャッチボール、次に僕を受け入れ てくれる大学とのキャッチボール、んでもって米国大使館とのキャッチボールですか。いまのところ、二番目の大学とのキャッチボール中で、年末年始には当然 ストップするので、もうなんだかやきもきしています。結構時間なくて、予定に間に合うかどうかぎりぎりの予感。ま、予定は変更できるんですけどね、慌てる ことはないんですけどね。でも予定がずれるのはなんだか嫌な感じ。

とか、いろいろ悩んでるとかフリこいて、年末年始はもちろん毎日酒飲んでうまい料理を食べ、ぐったり寝て、なぜか夜中に起き、こんなことを書いている。