木曜日, 2月 14, 2008

歯を抜く

昨日やっと歯を抜きました。

ま、説明すると長くなるので止めますが、とにかく抜かねばならない歯がありました。
抜かねばならない状態になってからすでに2ヶ月半。長かった・・・。
昨日は先週と違って晴れ。安心して出かけよう。

で、まず最初に外科歯科へ。
予定時間に着いて、待つこと30分。ようやく順番が来ました。どうも先週の延期分が重なったのか、ずいぶん混んでました。
看護婦について行って部屋に入り、治療台に寝かされます。まだ主治医はいません。
看護婦が僕のサインを見て、
「わー、中国の文字ね。私、カレンっていうの。漢字で書いてみて。」
と言ってきます。
「うーん、まー、単純に考えると可憐だけど、漢字が難しいから覚えてないなぁ。ま、花蓮でどうですか?どっちもフラワーです。」
するとまた別の看護婦がやって来て
「さっきカレンが漢字で名前を書いてもらったって聞いて、私のもお願い。マギーっていうの。」
「マギー、難しいなぁ。真木でどうですか?本当の木って言う意味で、木のようにまっすぐで誠実だって言う意味。(適当)」

とか話していると、主治医が入って来ました。
「それじゃ、麻酔の注射二回打って、それから抜いて、根っこを掻きだします。」
「はい・・・。」
「それじゃここにサインしてください。」
一応手術扱いで、インフォームドコンセントを行い、理解したことを証明します。

で、注射、注射、抜歯、掻きだし、と。おもしろいのが、日本のようにうがいする水場がないこと。全部吸い取るようです。
注射後10分待機でしたが、抜歯から処置終わりまではほんの数分でした。血止め用のガーゼをもらい、あと痛み止めと化膿止めの薬の処方箋をもらいました。これはウォルグリーンとかのドラッグストアで処方してもらうための紙のようです。これまた初めてです。

で、もうすぐ次の入れ歯を入れる予約があるので、すぐに次の歯医者に移動します。
ぎりぎりについて、すぐ呼ばれました。
「麻酔で変でしょう。」
「うーん、変ですね。」
で、処置室に入ると、先生が来て、マスクをしてゴム手袋をはめて、
「それじゃ、入れ歯を入れましょう」
となりました。
「・・・・。」
「・・・・。」

なかなか始まりません。先生はおもむろにゴム手袋を外しました。
「なんか問題がありますか?」
「・・・・、うーん、入れ歯に歯がないんだよ。」
「は?」

これを説明するのは非常に難しい・・・。
実は僕は今別の部分入れ歯を奥歯にしています。若いのに珍しいとよく言われますが、なんとなくネタ?でずいぶん前に作りました。
帰国したらブリッジにしようと思います。
で、今回抜いた歯は前歯なのですが、新しい入れ歯は、古い奥歯の部分入れ歯と合体させて、古い入れ歯は今後使わないようにしてくれていました。で、その新しい入れ歯には、今の古い部分入れ歯の部分には歯が付いていたのですが、肝心の前歯が付いていなかったのでした。

「これからまた作り直さねばなりません。」
「・・・、どれくらいかかりますか?」
「2、3日かかります。」
「でも、応急的な埋める歯を作りますから。」

ということで、なんか応急的な入れ歯を作ってもらいました。これまた説明するのが難しいのですが、ものすごい画期的な応急処置です。いかにも応急処置なんですけど、意外と単純すぎて思いつかない処置ですね。イメージは、透明な細長いプラスチックをV字に折って歯にかぶせるようにはめ込む感じ。いわゆるブリッジの簡易版みたいな感じで、歯のあるところに差し込んで固定して、ちょうと歯のないところに歯のような白いパテを入れる、と。このプラスチックのパーツは、前に取っておいた僕の歯形から整形してあり、ぴったり今ある歯にはめ込めるようになっています。噛むとこのプラスチックが当たります。でプラスチックのないところに隙間が空く。不便です。
で、月曜日にまた歯医者の予約を取って、歯医者を後にしました。

次はウォルグリーンで薬を処方してもらいます。初めてなのでよくわからず、最初処方箋を持って受け取りカウンターで並んでいると受付は向こうと言われて、受付の方へ回りました。で、受付して15分くらいで出来ますよ、と言われて店内をだらだら回って、15分くらいしてから受付カウンターで並んでいると、奥のおじさんが店内放送でミスターハッシーとか言いました。グットタイミング。処方の注意を聞いてお金払って薬をもらいました。
ドラッグストアって普段はいわゆる雑貨屋ですけど、ちゃんと薬屋やってるんですね。

なかなか良いネタでした。

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