日曜日, 12月 24, 2006

一冊読了

こないだ読んでいた広島原発後6年目とかいう小説は、あまり面白くなかったので、途中でやめまして、次の本を読了しました。
「超・格差社会アメリカの真実」


いやー、毒されていますね。
奥さんにこの本を買ったのを見つかったとき、「はっしーの本の選択は失敗が多いね」と言われた。
この本ばっかりは、ほんと、毒々しい感じがする。

とはいえ、毒も皿までくらえば毒でなくなる、わけではないが、なんかもう、はまるならどこまでもはまろうということで、読み進めた。
うーん、なんというか、アメリカは巨大すぎて貧富の差はあってあたりまえで、その差別の間に交流はないと。だから別に不満もないと。それにしたって、チャンスは多いと。だから私はアメリカ大好き。日本が問題にしている格差社会なんて、大した問題じゃないよー。だって。もうアメリカナイズもここまでくれば、すでに日本人ではないな。お前に日本を語る資格はもはやない。

っていう感じの本でした。

うーん、やっぱりいまいちであった。

次読んでいる本は、
「お父さんはやってない」


痴漢に仕立て上げられた冤罪裁判で無罪を勝ち取るまでの屈辱の日々を旦那本人と奥さんのリレー日記で綴っている。痴漢冤罪は本当に一方的なのである。愉快犯を目論むおばかな女子高生が、冴えないサラリーマン親父の人生を覆すことは非常に簡単なのである。そういうシステムなのである、日本は。運がないというほかない。警察、裁判所、検察の腐ったことよ。弁護士も人を選ばねばならぬ。刑事で起訴されれば、権力との戦いである。99%が有罪である。でも、そんな渦中での家族の絆が痛ましく、涙を誘う。なんといえばよいのか。


っとととと、そういえば、メリークリスマス。今年もあと一週間。これまでに読んだ本は21冊でした。上の本で22冊になりそうです。去年、一昨年とほぼ同じ。3年で65冊くらい。10年で210冊くらい。60年で1260冊くらい。と書くと、なんか少ない。

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