火曜日, 9月 02, 2008

釣れました

土曜日はミルウォーキーにサーモンフィッシングに行って来ました。

とりあえずミルウォーキーのダウンタウンへ高速からおりて、船主との待ち合わせ場所に向かおうとすると、なんかバリケードが張ってあって通れなくなっている。その向うにはものすごい人だかり。空にはヘリコプターがホバリングしている。
なんだろなぁ、と思いつつ迂回路を探します。なんかバイクが多いな今日は・・・。っと、ふと見ると道にハーレーがずらずらずらっと駐車してありました。どうもハーレーダビットソン105周年のお祭りの日だったようです。もうその数はハンパないです。で、メインストリートを封鎖してハーレーのパレードみたいのをやってました。
いやいや思わぬ収穫!おもしろい。結構カップルでタンデムしている人たちも多くいましたが、かなりお年をめした方々も少なからずいまして、それがまた露出の激しい服装なもんで、ちょっとアジア的には考えられないな、という文化的衝撃も感じられました。

釣りの参加者は全部で5人。トローリングでかかった竿を自分で巻くということになっていて、当然どれだけ釣れるか分からないため、巻く順番を事前に決めようということになりました。ほぼ全員30代の男どもの静かなジャンケン。最初はグー、じゃんけんぽい、アイコデショ、で、僕だけチョキでびり決定・・・。やや動揺するも平静を装います。

一体5番目まで順番が回ってくるのだろうか!

昼食後、水やスナックなどの買い出しの後、船主と合流し、ほどなく出航しました。時間は午後1時から7時まで。結構長丁場です。船は5メートルほどのクルーザーで、結構新し目の奇麗な船でした。街中の運河?か川の縁にある船着き場から出航です。橋をいくつもくぐって行きます。するとキンコンカンコン音が鳴って橋がゴゴゴゴゴっと上に上がりだしました。すぐ後ろの大きい船が動き出したようです。水着ギャルをのせたクルーズ船とすれ違います。こっちは日本人男性5人と船長(おじさん)と助手(おばさん)の7人です。水着ギャルの夏の川に一人ハンマーを持って調査に来てしまったときと気分が似ています。

そしてミシガン湖へ突入。河口の灯台をこえるとアクセルを開けて加速します。沖合は意外に風が強く船は大きく揺れます。みるみる陸から離れて行って気がつくととても泳いで戻れないところまで来てしまいました。
さぁ、仕掛けを入れてトローリング開始です。竿は全部で6本。ギョタンで深度を見ながら様々な棚(深度)に合わせてルアーを泳がせます。もうこの辺はおじさん任せ。当たりは竿が上にはねることで分かるそうです。おばさんは基本的に運転手で、深度をその都度伝えながら、手元の暗号表のような数字の書かれた紙を見ながらルートをチェックしています。

しばらく暇。

と、おじさんがババっと立ち上がりました。きました一匹目!全く気がつきませんでした。
「誰だ最初のやつ!イチバーン!」
イチバーンは日本語でした。やるな!オヤジ!

無事一匹目獲得!キングサーモンの40センチくらいでしょうか?意外とあっけなく上がります。
で、また仕掛けての繰り返し。順調に1時間に1匹くらいの割合で引っかかり、ちゃんと僕の順番まで回って来ました。僕は40センチくらいのブラウントラウトを釣りました。なかなかよかったです。一番の大物は4番目の75センチほどの4年ものキングサーモン。こいつはすごかった。ほんとに格闘してました。

順番が一巡したところで船長も安心したのか、気合いが下がって全然引っかからなくなりました。
すぐに帰る時間になり、帰り道に河口近くで仕掛けをあげると、20センチくらの小さなブラウントラウトが二匹引っかかってました。

釣果はキングサーモン4匹ブラウントラウト3匹でした。いやー、よかったよかった!
こいつらは昨日の夕方にカウンティパークでバーベキューして食べました。意外とおいしかったです。

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