また、一冊読み終わりました。なんか言うの恥ずかしいんですが、
「メトロに乗って」浅田次郎
です。
映画になりましたね。
どうも父親母親の青春時代を知りたくないですか?みたいなキャッチコピーにキャッチされ、原作を読みたくなりました。
先日じぃちゃんが亡くなった時に、葬儀屋の演出で泣かされたんですが、そのときに、
「娘や息子、○○人の孫、○○人の曾孫に恵まれ、云々・・・。」
というところでぐぐぐっときました。
今自分の娘を見て、うおー幸せ!と思うことをじぃちゃんも思ったんだろなー、と、思ったわけですね。
じぃちゃんの対象はうちの母親ですが。
ここがちょっと実感わきづらいところですね。
でも、うちの娘が生まれたのは、じぃちゃんがいたからなわけで、もう、生命の神秘を感じます。
命は大切ですね。
で、ま、「地下鉄に乗って」読みました。
ところがどっこいしょ、そんな、自分の思惑とはまったく違って、そんな生命の神秘なぞあったりまえのことではお話にならないのか知りませんが、落ちがしょぼい。主人公の不倫相手が、実は親父の不倫相手の娘で、異母兄弟だった、だと。
うーん、いまいちでした。
でも、戦後から復興期にかけての日本の情景がよく出ているように感じて、ちょっと勉強になりました。そんだけ。
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