今日はほぼ1日、ソフトウェアの講習会に参加していました。
業界ではやたら有名なMatLabというソフトで、日本でもチョクチョク聞いてましたが、こちらに来るとずいぶん頻繁にその名前を聞くようになりました。どうも物理計算が得意なプログラム開発ソフトというイメージでした。
信号の時系列変化を周波数の密度分布に変換して図示化することがすぐ出来ると。ふふーん。
で、たまたま新学期に伴うと思われるMatLab講習会が隣の工学部であるというので登録しました。どうもソフト会社が全国の大学を宣伝のために行脚しているようです。昼食で、客寄せです。
今日聞いてみたところでは、もちろんこれまでのイメージ通り、物理計算のサブルーチンが豊富で、その分野に特化したブログラム開発ソフトであるのですが、そういった処理系ばかりではなく、測定機器のコントロール・データ取得という入力系から、処理後の出力系(体裁を整えてドキュメントを作成する)ところまでできる一貫したシステムであることが分かりました。こ、これは実験機のコントロールとデータ取得に解析と、そのまま自分のやろうとしていることに使えそうです。Simulinkはグラフィカルにサブルーチンを並べ替えて回路を簡単に作れるソフトです。封圧を変えながらデータを取得、処理して出力するという一連の動作が自動化できそうです。
10時から15時までほぼみっちり英語漬け。英語の勉強にもなりました。もう今日は英語聞きたくない。
昼食はピザでした。なかなかおいしかったです。マットとこのソフトウェアが自分たちのシステムに組み込めるかどうかについて、やや話ししました。別にLabViewという似たようなシステムもあり、これは枯れていて安定性が高いとのことですが、処理系のルーチンを1から書かねばならないかもしれません。MatLabの入力系はまだ不安定かもしれないとのことでした。
確かに今日のデモでデジカム繋げたら落ちました。こんなことは初めてだと、講演者(ソフト会社のエンジニア)は言ってましたが。入力をLabView, 処理をMatLabがいいかもしれないという話になりました。
どちらも非常に高価なソフトウェアで簡単に買えるものではないのですが、隣の工学部では学部で一括ライセンスを取っているようで、関係者はネットに繋がっていればタダで使えるようです。地質学地球物理学科(理学部?)のうちにはそういうシステムはないようです・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿