と、その前に、本日朝から歯医者に行きました。
いいネタができました・・・。
まんず米国の歯医者はベラボー高い。あまりに高いので、タダでさえ高い保険に歯医者が含まれていなかったりする。おいおい保険代いくらだと思ってるんだい?
ウワサによると虫歯の詰め物で5万円くらい、根っこの神経治療で10万円とからしい。
うーん、じゃ、俺の治療は100万円くらいかな?というくらいの問題が発生したのでした。
ずいぶん前に、スルメイカで前歯を折り・・・、その治療で生き残っていた根っこに台座をさしていたのですが、その台座が折れまして、生き残っていた根っこを破壊しました。この台座の折れた部分は結構付け根の方だったので、今でもま、なんとかだましだまし使えているんですが、注意を怠ると今にも取れるんじゃないかと気が気ではありません。
最後に日本を出るときに、何とかならないかとかすかな期待を胸に歯医者へ行きましたが、レントゲンを見たとたん、これはだめだね、ということで、やむなく米国で治療することと相成りました。
ま、前歯は日本でも保険の効かない状態なので、治療費はどうせ高くつく。米国の方が治療費を高く取るだけ治療もしっかりしているだろうという甘い判断から、米国での治療を正当化します。というかどうせ治さねばならない。
しかしあまりに高かった場合、帰国した方が安いということもあるらしい。
米国では最初に見積書を出すということなので、まずは値段を見てからだな。
ということで、年末に予約して、本日初のデンタルクリニック!突入です。
入ってみると、こじんまりした待合所で、受付がある。横に治療室への扉。見た感じほぼ日本と同じです。
受付で初診のアンケートを書いて待っていると、歯科衛生士が呼びにきました。
中に入るとずいぶん広い。廊下を歩く。
「歯医者は初めてですか?」
「はい。」
「どうですか?アメリカの歯医者は?」
「えーっと、日本と似てます・・、いや似てないですね。」
なんと全部個室です。なんか10部屋くらいありそうだ。部屋には歯医者らしいリクライニングの椅子があります。そこに座ります。やや上目線にはテレビがあってCBSかなんかやってます。
「今日はどうしましたか?」
「前歯が折れまして、治療済みの歯なんですけど、根っこの付け根の方が折れて、弱くなっているのでもう安心なように直したいんです。」
「じゃ、レントゲン写真を撮りましょう」
と、目の前の壁にはレントゲン装置が備え付けてあり、受像部はパソコンと繋がっていて、はい、ピっという感じですぐに済みました。おもむろに上目線のテレビを外部入力に切り替えると、今撮った写真が写ります。
「じゃ先生呼んできますね。」
しばらくすると感じのいい若めの先生がやってきました。
「うーん、もうこの根は生かせないので取るしかないですね。とってからしばらくしたら、ウミでやられている上あごの土台の骨も治ってくるでしょう。治療には3つのオプションがあります・・・。」
という感じで図と歯の模型を使いながらいろいろ説明してくれます。7割くらいわかりました。こっちからも質問したりして、ま、ぎこちない英語なもんですから、通常よりも時間がかかってると思われますが、丁寧に対応してくれていかなり印象いい感じです。で、治療方針を固めたところ、
「最初に歯の検査、次に一時的な入れ歯、次に完全治療のための前処理、最後に本番処理で4回かかりますね。じゃ、隣で見積もりだしてもらってください。何か他に質問ありますか?」
「いえほぼ理解したと思います。それでお願いします。」
といって、見積もりコーナーに移動します。
そこで歯科衛生士さんとさよならして、今度は見積もりのおばさん窓口。
「えーっと、この治療でいくら、これこれでいくら、全部でこれくらいですね。で、これにちょっと割引はいりますので、これくらいですね。」
思ったより安い。といっても高いけど。100万はぜんぜんしない。
「ローンを組みますか?」
「いや、これならいいかなぁ、いりません。」
なかなか親切設計です。
で、見積もりが終わったら次は日程の予約です。
隣の受付窓口に移動です。
「じゃ、1回目が来週で、2回目が2週間後、3回目は・・・。」
という感じで4回分しっかり予約できました。電話で対応するのは本当におっくうなので、こういう予定をきっちり組んでもらえると安心です。
「じゃ、今日はこれでおわりです。あ、今日の分は72ドルですね。」
レントゲン2回と先生との会話、初診登録などで72ドル。ま、保険なしならそんなものなのでしょうか?高いけど、想像していたよりはなんか納得できる高さです。
続きを乞うご期待!
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