月曜日, 8月 21, 2006

読み終わっていた本

まんず一冊本を読み終えておりました.
佐藤愛子「それからどうなる」です.

それからどうなる

佐藤愛子のエッセイです.
なかなかなごみました.こういうのかれこれ10年以上,ぽつぽつ読んどります.
印象深かったのは,
「理屈じゃないんだ,自然をそのまま受け止めよう」
ってところでしょうか.
どうも北海道のイカ釣りが,夜ではなくて,昼間になったようです.これは異常気象とかではなくて,札幌の市場の時間の変更によるものらしい.夜はイカが浅いところまであがってきていて,沢山取りやすい一方,電気代がばかにならない.昼間はイカは深いところに潜っていて,取るのが大変ではあるけれど,電気代が浮いていいや.ってどっちもどっちらしい.あれれ,なんか話が違うかな?

なんだったかなー.すっかり忘れてしまった.とりあえず,漁師にとって理不尽な事があって,そんなことでいいんですか!って佐藤愛子が怒っていたら,漁師は涼しい顔で
「魚はいなくならんよ,海があればさー」
の一言で済ましたらしい.漁師にとって理不尽な事でも,それ以外の分野でその理不尽なことのおかげで生きている人もいるしなぁ,と.

そういうものかも知らん.

次に読んでいる本は
「キャラクター小説の作り方」
です.

なんだか,理屈をこね過ぎな文章で,あまり面白くないですが,ときどきなるほどと思うので,こらえて読んでます.

キャラクター小説の作り方

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