月曜日, 6月 30, 2008

米国の学生もピンからキリだと当たり前のことを実感する話

先日こっちの受け入れ教員と昼ご飯を食べに行くことになりました。
で、昼頃教員部屋で一緒になって、じゃ行こうというときに、ちょうど向かいの部屋に3人学生がいて、教員が
「ヘイユーガイズ!一緒にご飯行かないかい?」
と誘うと、ちょっと間があって、
「俺、いく!」
とついて来た学生が一人。
「オークイックディシジョン!いいねー!」

いろいろ話して、ご飯が終わり、帰り道、コーヒーショップでコーヒーでも買って帰ろうということになったのですが、その学生は
「俺コーヒーいらないから先帰るね」
といって道中で別れて僕と受け入れ教員でコーヒーショップへ。
そこからの帰り道。

「はっしー、やつはクレバーだと思うだろ。」
というのも彼は博士前期課程(修士課程相当)の1年目なのですが、指導教員を一本にしぼらず、最初の半年をうちの受け入れ教員の指導を仰ぎ、後半年をもう一人別の教員の指導を受けて、好きな方を選択するということにしていることを言っています。今、彼はもう一人の教員に与えられた課題をやっています。ははーん、そういう指導もあるものかと、興味深く思っていました。しかし、うちの受け入れ教員はつづけます。
「で、今はもう一人の教員の課題をやっているけど、こうやって昼飯誘ったらついてくるだろう。どっちにも保険をかけておくみたいなもんだ。」
僕はそう言うやり方があるんだと思い込んでいたので、無邪気に質問。
「へー、でもいつまでに決めなきゃいけないとかあるの?」
「いや、もう普通はもう決めてなきゃ行けないっていうか、でもまオフィシャルにはそんな決まり事は一つもないんだけどね。」
という話からまたまた話は続いて
「俺が与えた課題はなんかあんまり熱心にやってなかったしな。」
「ま、それなりに頑張ってたみたいだよ。」
「いや、あれ、一応ちょっとプロジェクトからお金だしてたんだよ。その割にはもうちょっとやってほしかったな。」
「あぁ、それはちょっと難しいね。」
でさらにさらに
「はっし−が一緒に実験機くみ上げたあいつ、あいつはすごくいい。実験もよくやってるし、解釈もよくやっている。でも・・・
「もう一人のあの学生、あいつはあんまりよくやってないな。それなりに作業はやってるんだけど自分から新しいアイデアを言うことがない。」
このもう一人のあの学生というのは修士2年だったかなの学生で、学年から言うとこないだ卒業年度だったはずだから博士課程に行くことにしたんだと思われます。
うーん、確かにな。あんまり切れ者という感じではない。
しかし、日本と違って結構研究費から学生の学費やら給料やらが出ていたりするので、その辺の心情おだやかならぬものがあるのも理解できます。ま、そういう社会的な責任から言うと、米国の学生はもらうものもらって大学院に行くのが前提なので、それなりの結果を出す必要があるんですね。でも、日本で見ていても、自分を振り返ってみても分かるように、研究者として独り立ちする道のりはなかなか険しいもので、学生時代はかなり未熟と言わざるを得ないですね。米国人だから学生が相当優秀かというと、実はそうではなくて、やはり日本と同用にどんなレベルの高い大学であってもピンからキリまでいるのだなぁということを実感する話、でした。

木曜日, 6月 26, 2008

仕事の方は・・・

久々仕事の話。

まんずメインのサンプル処理と室内測定がワンルーチン終わって、次のルーチンに入ったところで、順調に回っていますね。ちょっと試行錯誤が残っていたり、若干の機器のトラブルとかに見舞われながらも測定は順調に進んでいます。サンプル処理は完全にノートラブル。薄片技官のブライアンがたまに機嫌悪くて愚痴を言ってくることを除いては問題ありません。

で、これが順調に進んでいるので、なかなか他のことに手が回らないような状態なのですが、かなり前のワシントン州沖の研究航海に関連して一本論文を投稿するというノルマの締め切りが迫って来ていたのでした。実はかなり前から言っていたやつですけど、うーん、もうこれやばい、というくらいになるまで人間というのは後回しにしてしまうものですね。まったくもってしょぼしょぼーでなんとか投稿しました。

でもまだ測定に専念できる状態でなくて次は先月末にようやっと帰って来た投稿論文のリバイスをやらねばならない。これまたもうずいぶん前に投稿した論文なので、頭を戻すのが大変。モチベーションもかなり下がりまくりだったところが、ようやくエンジンかかって来た感じ。メジャーリビジョンなので直すところが多いです。しかも機械的に切り貼りするだけじゃなくて、やや論調を切り替えるような大手術が必要で、一度頭を戻して、また頭を切り替えるという作業が必要です。このまんず切り替えなければならないことを前提に頭を一度戻さなければならないところがもうほんと苦痛ですね。

しかし、これが終わった暁には、長期巡検に出発します。イエローストーン、グランドキャニオンの地質巡検。間にラスベガストランジットを挟みます。なぜか嫁と娘が一緒です。え?それを巡検というのかって?ナニ言ってるんですか、当たり前じゃないですか!りょ、りょ、りょこ、りょこう!?はぁ?!
 地球の壮大な歴史と営みを肌で感じ、人間がいかにちっぽけかを知るべしなのである。大陸最高!

月曜日, 6月 23, 2008

eee PC がえらく遅くなる

 先日我がeeePC 900にFireFox3を入れたところ、急に動きが遅くなりました。どう考えてもSSDへの書き込みが信じられないくらい遅いことに起因しているとしか思えない症状です。タイミング的に明らかにFireFox3が悪さをしていると思い、その設定をいじくろうと思いましたが、どうも特に書き込みにかかわりそうなところはあまりなさそう。事態はまったく改善しませんでした。
 これはもう我慢できるようなレベルではなく、もうxandrosに戻るか、オンボードSSDにウィンドウズを入れなおすかかなり悩みました。

 しかし、一度基本に戻ってみようということで、やはりeeeuser.comのwikiを覗いてみると、ウィンドウズの最適化が載ってました。ハードディスクのインデックス作成を止めて、復元ポイントの作成を止めたところ、ほとんど問題なく使える状態に戻りました。
ページングを止めるのだけはやってたんですけど、どうもインデックス作成はかなりSSDへの書き込みをするようで、それがほとんど速度を遅くする原因でした。

 オンボードSSDに入れなおすのがもっともよい解決策には違いないのですが、心のどこかでリナックスもいつでもスタンバイできていることに喜びを感じているに違いないですな。もうぜんぜん使ってないんだけどね!

娘のプレスクール初日

今朝はESLを休んで嫁と一緒に娘をプレスクールに連れていきました。

ひとまず窓口で駐車用のタグをもらって早速ムーンビームという名前の娘の教室へ。
「グッドモーニング!」
と先生たちに迎えられて早速遊び始めました。

こっちはおむつや着替えの置くところや弁当を入れる冷蔵庫の場所、帽子や上着を入れるロッカーなどを案内してもらい、数分であっというまにやることが終わってしまいました。
娘は先生と粘土で遊んでいます。
うーん、なんか大丈夫そうだな、ということで
「じゃ、またお昼過ぎに迎えにくるからね、ばいばいー!」
というと
「もういいから帰る!」
と娘が言い出したので、
「あー、分かった分かった、もうちょっといるから。」
といいつつ、入り口でだらだらしている振りをして、気配を消しながらすぐ横にある観察部屋に入りました。マジックミラーになっていて、内側から覗き込めるんです。

しばらくすると娘は親がいなくなったことに気がつき泣き始めました。いやー、やっぱり泣くんだな。でも先生にだっこされてロッキングチェアーで腹ぺこ青虫の絵本を読み始めると、すぐ泣き止みました。都合のいいことに向こうを向いているので、今のうちにこっそり挨拶して帰ろう、と、近くにいる別の先生にじゃ、帰りますっといって帰りました。
表現しにくいですが、親の方がわくわくしてる感じです。

で、全く別の話ですが、昨日PSPの新しいゲーム買いました。マッデンNFL08。アメフトのゲームです。アメフトなんてさっぱり分からないんですが、去年のスーパーボールを見た感じでは、迫力があってなかなか面白かったので、ちょっと勉強してみようと思って買いました。米国のアメフト人気は半端ないし。しかも値段が急に安くなってたのも後押しになりました。
 でやってみるとさっぱり意味分からん。最初いきなりゲームやってみてさっぱり分からないまま負けました。
練習できることが分かり、そこで試行錯誤しているうちにだんだん分かって来ました。まず最初にプレーを選択、そのプレーも、パスを出すか、出さずに走るかの選択、さらに誰がパスを出すのか(一番手前のやつかその前のやつか、二人から選択)、といったことが混合した選択肢になっているんですね。さらにパスをもらいに走るやつのライン、人数も決まってます。そういう複雑な決まり事が最初のプレーを一つ選択することで決定してしまっているということが分かるまでが大変でした。最初やったときは適当にプレーを選んでとにかくロングパスを通そうとしたんですけど、なぜかパスしないときとかあって良く分からなかったんです。パスを出さずに自分で走るなら、自分を動かすと、フェイント、回転などの動きもできますが、これがうまく行くことは滅多にありません。パスを出すとなると誰に投げるか?フライか直線の速いやつか、といった操作ができます。
 しかしほとんどの場合、最初のプレーの選択が決め手になっているようで、こっちの選択したプレーに対して相手の選択したプレーがこうじゃんけん的に絡み合うと、うまく隙間を走り抜けていけたり、奇麗にパスが通ったりすることがある、というわけですね。逆に押し戻されてしまったり、ま、そう言う訳ですね。
 このゲームで勉強して、今年のシーズンに備えようと思います。もちろん選択するチームはわが州のプロチーム、グリーンベイパッカーズであります!去年はかなりいいところまで行ったようですが、惜しくも後一歩のところでスーパーボールに出られなかったようです。去年かなりのキーパーソンが引退したらしく、今年は厳しそうです。本屋ではその選手の写真集やら単行本、子供向けの伝記?みたいなものまで出ておりすごい扱いです。

火曜日, 6月 17, 2008

車修理の見積もり

相手の保険屋から書類が届きました。読んでみると見積もりを二つとって写真とともに送り返せということでした。ドン・ミラー・スバルでこないだ見積もってもらったのが一つあって、もう一つ必要だ、と。
ということで、土曜日に近所の車屋に行きました。

「いらっしゃい。どんな御用ですか?」
「車のダメージを修理する値段を見積もってほしいです。」
「ま、とりあえず、えーっと、2時に予定が空いていますので、そのときでいいですか?」
「はい」
「じゃ、ファミリーネームを」
「はっしーです。」
「おー、以前にいらっしゃった方ですね」
「はい、そうです。」
だいぶ前にチェックエンジンランプが点灯したのを見てもらっていたのでした。そのときは原因不明で無料で返って来ました。その後チェックエンジンランプが消えたので、ほったらかしていたのでした。

「・・・、で、どんな御用ですか?」
「・・・。」
最初の台詞が通じてませんでした。
「見積もりをお願いします。車のダメージの。」
「え?」
「カーダメージ」
「おー!car damage!」
発音が悪かったようです。特にダメージの方。ダメッジ(ダを強く)と言うべきだったようです。

「すいません、ここではボディー修理は扱ってないんです。ここのボディーショップをオススメします。でも土曜日はやってないですよ。」
とネームカードをくれました。あらら、がっかり。
グーグルで調べてみると、プライベートボディーショップでは本州イチらしい。

で、月曜日に早めに帰宅して娘と一緒に行きました。
見積もり専用の人がいて、かなりいい感じの人でした。
やはりバンパーを取って中を見てみないと正確な見積もりはできないということでした。
「でもそれだと料金かかっちゃいますよね。」
「うーん、じゃ、ま外側だけの見積もりだすよ。で、実際修理始まって中見たときに新たに修理が必要となったら、俺が保険会社にでんわしてやるから!」
おおぉー頼もしい!ここがいい!
娘にもしょっちゅう声をかけてくれて、娘は恥ずかしがっていました。
「俺には兄弟が一杯いて、その子供も含めると家族が全員で32人もいるんだよ。でも俺は結婚14年目だけど子供はいないんだ・・・。」
「う、うん・・・。」
そんなこと、ねぇ。


話は変わって今日はJビザ留学生用のESLのリプレースメントテストの日でした。去年と全く同じ問題で、当たり前に去年よりできました。
明日から始まります。朝8時から9時。眠い。

月曜日, 6月 16, 2008

なんだかんだいってやっぱりEee PCにWindows XPをインストール

この週末、Eee PCにWindows XPをフラッシュメモリからインストールすることに成功しました。
参考にしたのはeeeuser.comのwikiページです。
linux版の20GB SSDはオンボードに4GB、あとIDE接続かな?か何か別インターフェースで繋がっている16GBの二つに分かれています。今回はこの大きい方のSSDにインストール。オンボードには標準のXandrosを温存します。

前回はメモリカードリーダにさした2GBのSDカードで試みたのですが、SDカードからの立ち上げはうまく行くもののテキストインストールを選んでからドライバーを読み込んでいる最中でハードウェア認識エラーかなんかでインストールが止まってしまっていました。
今回は新たに2GBのスティックメモリ(ソニー製)を購入しそれで試したところ、先に進めました!

EeePCについている16GBのSSDは書き込み速度がえらい遅いらしくインストールにかなり時間がかかりました。
しかし実際のXPの使用についてはほぼ無理なく使えます。
youtubeで70%程度のCPU使用率でしょうか?SSDへの書き込みさえなければ大丈夫みたいです。もちろん仮想ディスクは切ってあります。
コンパネとかで設定を変更するときにえらいもっさりします。あと、立ち上げてデスクトップが表示されてから1分ほどSSDランプが点きっぱなしになって固まります。これが終わると意外とサクサク動きます。
HDBENCHでALLが19000ちょいくらいだったかな?オンボード4GB SSDにインストールしたらもっと速くなるみたいです。
ラムディスクを試みましたがERAMだったかそんな名前のソフトが不安定なためかfirefoxが文字化けしたり、かなり遅くなったりしたので止めました。

Linux使いの自分は好きでしたが、やはりWindows XPの方が使いやすいな。

水曜日, 6月 11, 2008

事故処理覚え書き

海外での車の事故処理についてグーグルと、案外日本語の情報が少なかったような気がしますので、一応今回の件をまとめておきます。

場所:イリノイ州(州によっていろいろルールが違うらしい。)I-90(高速道路)料金所
時間:朝7時頃

事故:料金所で自分の順番を待っていたところ、後ろからぶつけられた。100%向こうが悪い。

ダメージ:(自分)右後部バンパーおよびボディーに30cm程度のへこみと50cm程度の擦り傷。自走可。
     (相手)左前方ライト破損およびボディーに20cm程度のへこみ。右前方タイヤパンク。レッカー移動。

一応相手は避けようとして右にハンドルを切るもよけきれなかったようです。

1. 警察を呼ぶ。
警察のすること。
・事故のレポートを作る(こっちにはくれない)
・こっちと相手の情報(名前、住所、電話、車情報、保険情報)をくれる。この紙に警察のレポート番号が書いてある。
・自己申告の事故報告書をもらう。自分で事故報告書を書いてイリノイ州立警察に返送しろとのこと。

ちょっとあっけなかったです。
違反で切符切られたりしたらまた違ったのかもしれませんが、僕は責任ゼロだったからかすぐ済みました。向こうはどうだか分かりません。

2. 自分の保険会社に電話。
・警察からもらったレポートにそった情報を聞かれるので、それを伝える。今回は日本で入った保険だったからか間に通訳が入ってくれて3者電話もあった(2回目。通訳が捕まった場合。1回目も通訳を探したが見つからず、やむなく英語でやりとりした。きつかった。)
・自分の保険会社が相手に連絡を取ってくれる
・翌日自分の保険会社から電話があり、数日以内に相手の保険会社から書類が届くとの連絡。自分の保険会社の仕事終わり。

3. 相手の保険会社の書類が届く
・やはり警察にもらった情報に沿って書いていく。
・修理の見積もりを二つとダメージの写真を出せという。修理の見積もりは送った業者リストから一社を選ぶこととあるが、そんなリストは入ってなかった。電話で問い合わせようとするも電話番号がなく、ファックス番号だけだった。

今はここまで。
一社の見積もりはある。もう一社は週末近所でやってもらおう。リストのことはシーラナイ。

なんかこうやって書くと、非常に当たり前のというか、ま、必要なことはちゃんとやってるな、と思いますね。
最初警察が事故証明とかちゃんとした紙くれなかったんでなんかおかしい感じがしてました。警察が発行した事故のレポート番号が重要です。あとは保険屋の対応なんですけど、日本だともっと手取り足取り保険屋がやってくれたような気がするなぁ・・・。バイク屋だったかなぁ?

札幌で事故ったときはバイクが自走不可だったので、バイク屋に取りにきてもらって一緒にバイクや行ったら、上着のぼろぼろになったウィンドブレーカーの写真まで手慣れた感じで撮ってくれて、
「これも弁償してもらうことにしよう。いくらだった?」
「え、ご、500円・・・。」
「・・・。」

ま、まだ保険屋との対応や車の修理など終わっていないので、まだまだ続く。

火曜日, 6月 10, 2008

eeePC

Asusという台湾のコンピュータパーツで有名な会社が安いノートパソコンを作ってばか売れしました。その名もeeePC。初代eeePCはなんと400ドル。構成は一昔前のものでしたが、バランスがよかったのか意外と使えるということで、値段とあいまってばか売れしました。日本でもウィンドウズ版が発売され、結構売れているみたいです。
しかし最大の欠点はモニタサイズが7インチ、画素数が800×400しかなくて、ウェブページを見るのに横スクロールが必要だというところ。
この欠点が解消された第二世代eeePCが発売されました。米国では先月半ばくらいだったでしょうか?モニタが8.9インチになり画素数が1024×600画素になりました。最近ウィンドウズのパナソニックレッツノートが非常に調子悪く、ストレスが溜まっているタイミングでした。こ、これは買いだろうか?やや迷いました。
迷った理由はふたつ。

ひとつは6月頭に新機種が発表されることが分かっていたこと。新たなモバイルCPU atomがintelから発表されるので、それを搭載したものに置き換わるということは明らかでした。しかし事前の情報によると消費電力節約に力をいれたため、処理速度は現状と変わらないという話でした。しかもいくらCPUの消費電力が少なくても周囲のチップセット全体の消費量が帳消しにしてしまうらしく、あまり電力的なメリットはないとのこと。さらに新モデル発表に便乗して余計な機能をつけて値段が上がるらしい。細かいところではASUSロゴがなくなってeeePCのロゴだけになるようだけど、このロゴが非常にださい。ちょっと重くなる。それなら現行機種の方がいいのではないか?と。

いまひとつは現行機種ではリナックス版とウィンドウズXP版の二種類が出ていて両者とも同じ549ドル。しかし、リナックス版のSSD(ハードディスクのようなもの)は20ギガなのに対しウィンドウズ版は12ギガしかないことでした。どっちにしようか迷っているうちに時間が過ぎて行く。このマシンは当然光学ドライブなしなので、あとからウィンドウズを入れようと思ったら外付けドライブが必要だしなぁ、と思っていたら、ウェブページにフラッシュメモリからウィンドウズをインストールする方法があると書いてある。ウインドウズのインストールCDはマックのbootcamp用に買ったものがある。それならリナックス版にしようということで、新機種発表の前の週にneweggで注文。新機種発表日に現行機種をゲットしました。

さて、新機種はどうだったかというと・・・。
バッテリー持続時間が2倍から3倍程度。
マイクの性能アップ。
タッチパッド大型化。
値段は発表された香港ドル換算では現行機種の米ドル価格と同じ(対香港ドル比較では多分少しアップ)。(米国での値段は不明。現行機種の値段プラス30ドル〜50ドルと言われている。)
ある情報では現行機種の値段が下がると言われていたが、実際にはまだ下がっていない。
実際新機種の米国発売日がまだ発表されていない。
youtubeの衝撃映像では新機種は現行機種の3倍程度速い(どうもうそくさい(願望))。

嫁曰く「ま、いつものことだよね、タイミング悪いの。」
いや、それはまだまだ分からんぞ!(願望)

で、ホームページをたよりにフラッシュメモリからウィンドウズのインストールを試みるも、失敗に次ぐ失敗。もっとも危険そうな方法にチャレンジしたところ、手順を間違えて、eeePC内のリナックスも消去。そのリカバリのために手持ちのウィンドウズであるパナソニックレッツノートからリナックスインストール用のフラッシュメモリを作ろうとして誤ってレッツノートの中身を消去・・・(これはミスというより間抜けである)。
 その後、パナソニックレッツノートのウィンドウズをリカバリし、SP3までアップデートするとすこぶる快適になりました。メイリオフォントにして、アンチエイリアスをかけると、なんか新しいパソコンになったみたいです。
 eeePCのほうもリナックスリカバリが成功しました。こっちはこっちでリナックスのお勉強に最適です。skypeでテレビ電話にも成功!youtubeもニコニコも問題なし。GMailも当然使えるのでほんと問題ないです。小さくて軽くて画面が広くてかっこいい。リナックスを使いこなしている風な自分が好き!

今や最重要なアプリケーションはウェブブラウザではないでしょうか?先日のアップルの発表で注目するべきはiPhone 3Gではなくてどう考えてもMobile meの方ですよ!驚異的なウェブアプリ!これでOSの壁を取っ払います。さらにデータのプッシュ機能。ネットワークストレージ!おそるべしアップルです。これらが洗練されてアップルテレビに統合されたら、夢の老後が待ってそうな気がします。将来のキーワードは離れた家族とのコミュニケーションでしょう。

車の修理

昨日は朝から車の修理のため、この街にあるドン・ミラー・スバルまで行ってきました。キャピタルの反対側なのでちょっと遠いです。
ここのサービス部門はウェブで予約を受け付けていたので安心安全に予約できました。
ちなみにこの修理はこないだの事故とは関係なく予約していました。タイミングがいいですね!ついでに修理の見積もりもしてみよう。

行ってみるとドライブスルーのようなっていました。よくわからなかったので一旦外に停めて話をしに行こうかと思ったら、こっちこーいと手招きするので突入しました。

「いらっしゃーい、今日はどうしましたか?」
「予約していたものです。」
「分かりました、とりあえず最初の手続きします。」

「ファミリーネーム?」
「はっしーです。」

こっちじゃ珍しい名前なのですぐにヒット!
「これでいいですか?」
「オッケーです。」

「今日はどうしましたか?」
「チェックエンジンランプがつきっぱなしなのと、下のカバーみたいのが取れて垂れ下がってるのと、あと室内インパネのライトがつかないのを直してください。」
「分かりました。他にありますか?」
「あと、これ、予約した後に事故にあったんですけど、100%向こうが悪い事故で、修理の見積もりをしてほしいです。」
「あー、これは向こうのボディーショップになりますね。後で行きましょう。」

とりあえず、最初の修理の見積もりをします。
「チェックエンジンランプはガソリン給油口のキャップがちゃんと閉まってないとついたりしますけど、そういうわけじゃないんですか?」
「マニュアルにそう書いてあったので最初はそうだと思っていましたけど、何度も確認してその後3ヶ月ほど点いたり消えたりだったので多分違うと思います。」
「センサーが壊れているとすると300ドルくらいかかると思います。あと、インパネのライトですけど、これ交換するのに100ドルくらいかかると思います。多分トータルで500ドルくらいですけど、いいですか?」
「おっけー」
「じゃ、ここにイニシャル、ここにサインをお願いします。それじゃボディーショップの方に行っておいてください。車まわしますね。」

ボディーショップに行って、見積もりをお願いする。
「うーん、これ見た感じ中もちょっと修理することになると思うけど、中の破損状況は開けてみないと分からないからねぇ。でも開けると手間賃かかるし。正確じゃないけど外側だけの見積もりでいいですか?」
「とりあえずそれでお願いします。」

で、出て来た見積もりが2,000ドル。ま、こんなもんかな。

と、まぁひょうひょうとコミュニケーション取れたように書いていますが、もう人には見せられないほどスムーズではありません。大学関係者や、教会のおじいさんおばあさん、歯医者の先生や看護婦とはまた違ったネイティブさを感じました。これはかなりレベル高いです。しかしやり遂げた後、結構達成感がありました。

昼過ぎ電話。
「ハロー、ドン・ミラー・スバルのブライアンです。センサーやはり壊れていたそうです。あと下のカバーは取り替えました。インパネはおかしなところはないということです。トータルで390ドルです。」
「カードで払えますか?」
「大丈夫ですよ。今とりにきますか?」
「いや、夕方取りに行きます。」
「じゃ、5時半までに来てください。」
「分かりました、ばーい。」
「ばーい」

思ったより早かったな。

木曜日, 6月 05, 2008

シカゴ0泊

シカゴに行って来た。
どうも学生時代の恩師が会議でシカゴに来ていたので、ちょっと久々に飲みに・・・。嫁プチ激怒(激怒の中でも程度の低い方)。

だいたい時速70マイルで2時間半ですね。
空港のそばだったのでよかった。

で久しぶりに業界関係の日本人と飲みました。みなさん時差ぼけに会議でお疲れのようであまりお話しする時間がありませんでしたが、その後恩師の部屋に移って、延々とまぁ、いろいろ話してたら朝になってました。Gさん(じーさんではない)、ほんと体力あるなぁっ!

ま、なんというか、最後はどうも右傾化している自分を隠しきれないどころかさらけ出した訳ですね、あはは。
今の2chプチ右傾者を学生運動くらいの世代がどういう風にみているのかを教えてもらって、なかなか考えさせられました。
ほんと程度が難しい。
でも、英語じゃ絶対できない難しい話をできて、かなり満足して帰路につきました。

一睡もしていないので、もう心の中では事故を起こさないこと一心で、ミントタブレットをガブ食いしながら運転してました。ものすごい霧で出口の看板が見えてからでは出られないような視界の悪さです。
シカゴからの帰りには何個かトールゲートがあって、1ドルとか0.8ドルとか小銭をちょろちょろちょろちょろ払って行かねばならなくてめんどくさいです。スピード感覚が鈍っていて、意外と減速してなくてびびります。

で、前に一台車がいて、お金を払う自分の順番を待っていると
ガシャッ!!!!

なんと俺がオカマほられました・・・。

で、トールゲートで金払ってすぐのところで止まって見ると右後ろのバンパーがボッコリへこんでて、ボディーも擦り傷がついていました。ま、その程度ですんでよかった、という程度です。
ぶつかって来た方は右ライトが壊れてなぜか右前のタイヤがパンクしています。

運転手が降りて来ようとしていますが、中の犬がでてこようとしてそれを制止するのに必死でなかなか出て来ません。
こっちから
「警察呼んでください」
「はい」

「ここどこですか?」
「さぁ、どっかの料金所だけど」

で、電話。
「しばらくしたら来ます」

ということで、車の中で待機。

30分ほどで警察がやって来て向こうと話。
こっちきて、車の窓だけあける。

「免許証と保険証見せて」
「君はどうしてたんだ?」
「アイストップド」
「スローダウン?」
「ノー、アイストップド」
今思えば多分これ間違いで、アイワズストップドというのが正しいのかもしれない。

で、警察がいっちゃってしばらくして戻って来ました。
「これ相手の情報ね。これが自己申告書。書いてこの住所に送って。終わりです。」
「あのー、どう考えても相手が悪いんですけど、どういう風にこの傷直せばいいんですか?」
「そんなの知らない。それは保険会社の人がやることだから、保険屋にとにかく電話しろ」

ということでした。

で、自分の車は問題なく自走できたので、普通に帰りました。またまたいいネタゲットしました。車が治るまで保険屋との対応など、また書いて行こうと思います。

なぜそんな無理して早朝に帰ったかというと、朝9時からSEM-EDSのマシンタイムをとっていたからでした。
予定時間の20分前に学校について、無事分析できました。おもしろいデータが取れた。よかったよかった。

それから、eee PC買いました!900のセレロン版・・・。アトムまで待つべきだっただろうか?