月曜日, 10月 27, 2008

ほぼ解決

今日ボディーショップから電話があり、保険屋からチェックが届いたという話でした。
チェックって小切手です。
事前の話だと小切手の宛名は僕宛になっていて、僕にしか換金できないということだったので、じゃ、伺いますという話になると思っていたところ、どうも言っていることが違いました。こういう文脈から外れると、英語がすぐには飲み込めません。

「えーっと、よくわかりません。なんですか?」
するとゆっくりしゃべってくれました。

「こっちで換金できるようになっていたので、換金しました。こないだのVISAでの引き落としを取り消しましたので、これで完全に終わりました。レシート郵送しますか?」
ということでした。

「はい、郵送お願いします。住所は見積もりに書いてあります。」
「わかりました。それじゃ送ります。」

というところで、はっと気がつきました。なんかバンパーの下にケーブルがぶら下がっていて、うしろのブレーキランプが一個つかない。これは修理ミスかな、と思っていたところだったので、どうせボディーショップに行くつもりだったのだ。

すぐ電話し直して、
「えーっと、ブレーキランプがつかなくて・・・、」
「え?何?修理になんか悪いところがあったの?」
「イエスイエス」
「じゃ、ジョンに電話させるから。今お昼ご飯でいないけど。」
「あ、ありがとうございます。で、どうせ行くんでレシート郵送しなくていいですっていいたかったんです。」
「わかったわ、ありがとう」

今日は娘のプレスクールの日で昼過ぎに迎えに行ったその足で嫁に拾ってもらいボディーショップへ行きました。
結局ジョンの電話をもらう前に到着。アポイントもなく行ったのに、すぐに対応してくれました。
「おーい、これみてやって。」
ジョンはカウンター受付で、実際の技術者を呼びます。

「あー、このケーブルはこれでいいんだよ。牽引車をくっつけるときにそこの電気系統の接続部だから。」
「あれ、でもブレーキランプのここがつかないんですけど。」
「あ、これは電球が切れてるな。」
「あぁ、ということは、これは修理したこととは関係なくて、単に電球切れですね。」
「いいからいいから、ここでやってあげるよ。」
と、ぱぱぱっと修理してくれました。

「小切手の宛名は僕の名前じゃなかったんでしょうか?」
「え?小切手もう届いたの?」
「あれ?電話もらいましたけど。」
「じゃ、できたんだ。奥に行って待ってな。」

なんということか、会計とカウンターがまったく連携取れていませんでした。この完璧なる分業がアメリカ的ですね。もう驚きません。
奥でちゃんとレシートをもらい
「はい、これですべて完了です。もう何も問題ないはずですよ!よい一日を!」
「ユートゥー!ありがとう!」

無事終わりました。

いやー、ほんとひどい保険屋に当たってかなり運が悪かった。やなやつはどの国にもいるもんですね。いい人ももちろんいますね。

木曜日, 10月 23, 2008

車の問題は続いていた

 今日のエントリーは長いよ。全部読んでくれたらありがとうという感じです。あとで、まとめの覚え書きも書こうと思います。

 先週の火曜日に車を修理に出しました。
ボディーショップが言うには木曜日には出来上がるということでしたので、レンタカーも3日だけ借りることにしました。
 でもやはり不安が。ボディーショップも全然保険屋とコンタクトを取れていないようでした。もちろん僕にも音沙汰なし。なので、さんざんボディーショップに確認したのでした。
「ほんとうに大丈夫なんでしょうね」
「大丈夫、ゼイシュドドゥー」
シュド?確信はないってことだなぁ・・・。

 で、木曜日、こっちからボディーショップに電話。まだだめだという。多分内部にも修理箇所が見つかってちょっと時間がかかったようでした。レンタカー一日延長。
 で、金曜日、こっちからボディーショップに電話。修理は終わったけども、引き取れないという。保険屋が金を払うまでは取りに来れないというのです。なんだってー!そんなこと聞いてないよ。ボディーショップから何回も保険屋に電話しているけどもまったく繋がらないという。代わりに僕が立て替えたらピックアップできるというけれども、そうすると僕と保険屋の直接対決になり、その金銭回収の労力が未知数なため、ボディーショップにも運命共同体になってもらうべく、こっちも金はない、ということにしました。

 うーん、このまま逃げ切られたら自分の車なのに資産を差し押さえられたような状態になる。レンタカー代も立て替えだし、このままずるずるレンタカーを延長してその立て替え分までシラバッくられたらドツボだ。これらなら修理する前の状態の方がましだった。うーん、一旦合意したように見せかけておいて、修理を実行させ、そのまま逃げて差し押さえ状態に持って行くという作戦だとすると、なんという高度なテクニック、プロの仕業だ。と、一瞬ひるみました。

 ひとまず週末の予定があったので、月曜までレンタカーを延長し、レンタカーはそこまでと決めた。で、1週間車なしで戦うということにして、それまでに解決できなかったらやむなく車の修理代も立て替えて、長期戦で挑むという戦略を立てました。

 それから、保険屋に電話しまくり。当然いつも留守電で全然繋がらなかったのだけれども、なんと何回目かの電話で保険屋に繋がった。この使えない保険屋の名前はロビー(おばさん)。多分間違えて電話取っちゃったんだと思います。

「おーロビー、やっとつながった。修理終わったんですぐお金を払ってください。今日金曜日に車をピックアップしたいです」
「分かった分かったボディーショップと話するから、まってなさい」
「レンタカー代はどうやったか返してもらえますか?」
「レシートを送ってくれたらチェックで返します。」

うーん、なんか変だ。これまでと違って会話がスムーズだ。いつもの刺々しい感じがない。

「あのー、ほんとにロビー?」
「そうよ、じゃ。」

ということで、金曜日、ボディーショップから請求書が送られたことまでを確認しました。

で、土曜日、日曜日とレンタカーで楽しく遊びに行って、月曜日。
とりあえず、状況を聞こう保険屋に電話するも、全く出ない、留守電ばかり。
ボディーショップに電話てみると、ボディーショップからももちろんまったく繋がらないらしい。二人でかけ続けよう、ということになった。
AIGに電話すると、上司に電話するんだという。

なので、保険屋の大代表に電話して、上司に繋げてもらうことにした。
これがまたひどい。
とりあえず、かけるといつも
「込み合っていますのでしばらくお待ちください」
と待たされる。5-10分待たされる。そして、ようやくオペレーターに繋がります。
「誰と話したいですか?」
「ロビーのスーパーバイザーをお願いします。」
ブチッといきなりまわされます。一言も無し。そして上司も留守電。
また大代表へ電話。
5-10分待たされて。
「今ロビーとトラブっているんです。で、上司も・・・」
と言いかけたところで、ブチッと上司にまわされます。で、留守電。
また大代表に掛けて
「ロビーの上司の名前を教えてください。」
「バーブ」
で、ブチッと切れて上司にまわされて、で、留守電。

こっちは今日レンタカーを返す作戦なので、なんとか今日中に連絡を取ろうと必死です。
また大代表へ電話。毎回5-10分。
「こっちは急いでるんです。上司もロビーともコンタクト取るのが非常に難しいので、誰でもいいから直接話せる人に繋げてください。」
というと、やっと人間と繋がった。
「ロビーとトラブってます。全然お金払ってくれなくて車を受け取れないんです。」
「分かります。でも私のできることはロビーのオフィスに行って、メモを置いてくるだけです。」
「ありがとう、それだけでも助かります。」
まともな人間と話せてやや救われましたが、状況は変わりません。

これはもうDepartment of Insuranceに訴えるしかないということで、そっちに電話します。AIGが言うには通訳が使えるという話だったのに、そんなことはありませんでした。じゃ、英語でがんばってみます、ということで、英語で会話。なんとか伝わりました。
じゃぁ、コンプライアントフォームを送れと、それをアサインして返事が返ってくるまでに1ヶ月はかかるという。
どへー、そんなに待ってられん。とにかくコンプライアントフォームをダウンロードして、これは急がず状況を見てからでも遅くない、と判断しました。

疲れて帰宅。

で、次の火曜日、一通り保険屋に電話して全部留守電。
やむなく事故を起こした相手に電話しようとします。そしたら電話番号が間違っていてました。エリアコードを検索して、そこが間違っていることを確認。電話してみると
「はろー」
と、男の声。あれ、事故起こしたのはおばさんだけど・・・。
「誰々さんですか?」
「え?何?違うよ、ロングナンバー」
ブチっと切れました。
また電話。すると留守電が出たので、切りました。
しばらくして電話がかかって来ました。
「なんださっきのやつか。」
「あのー、誰々さんって知ってますか?」
「あー、知ってるよ。僕は彼女のボーイフレンドだよ。」
「あのー、6月に事故起こしたものなんですけど、保険屋と全然繋がらないんで、困ってます。そっちからもプレッシャーかけてもらえませんか?」
「わかった、協力するよ。」

ということになりました。

しばらくするとブライアンがすごい剣幕でやってきて、
「今ボディーショップから俺に電話がかかって来た。何やってんだ。もうこの問題だけに集中して動け!今すぐDepartment of Insuranceに訴えろ!」
となぜか、怒ってます。いやいや、落ち着いて、なんでお前がそこまで怒る?こっちは長期戦と短期戦をわきまえてるから大丈夫、と言おうとするも伝わらず、好きにしろ!お前は負け犬だ!と、こっちにも突っかかって来ました。悪意はないんだろうけどなぁ、なんだかなぁ。ま、それじゃ、ということでDepartment of Insuranceにコンプライアントフォームを送りました。

それから、また電話のかけまくり。何度目かで上司のバーブという人に繋がりました!
「ロビーの上司のバーブさんですか?!」
「いや、ロビーの上司はバーバラだよ。」
あれ、おかしいな、AIGの人もボディーショップの人もバーブが上司と言っていたけども。
「えーっと、じゃ、バーバラの電話番号教えてください。」
「これこれです。でも、今ロビー廊下を歩いていたよ。つなげてやろうか?」
「いや、いつも繋がらなくて困ってるんです。話せるという確約ができるまでこの線も切りたくありません。貴方の会社の人間と直接話せるだけでかなり幸せなんです。」
「分かった、ロビーに言ってくる。待ってろ。」
うーん、まともな人がもう一人この会社にいたな。
「おっけー、今ロビーがデスクにいるから、転送するよ。」

ということで、めでたくロビーと会話が始まりました。
「早く金払ってください。車をピックアップできません。」
「あんたは私に金払えって言うのか?」
これでこそいつものロビーです。
「はぁ、どういうことでしょう。」
「金曜日に書類をプロパティーダメージデパートメントに送ってまだ3日しか経ってないでしょう。最初の見積もりよりも金額が上がってたからすぐには払えない」
そんなこと知るか!そういうことを説明してくれれば済む話じゃないか!と思いつつ、また機嫌を損ねてホールドオンされると困ります。
「えーっと、なんですかそのデパートメントは?で、どれくらい時間かかるんでしょうか?」
「知らない。」
といって、いつものホールドオンもなくホールドされました。
さーって、闘うぞー。
今回はスピーカフォンにする方法が分かりましたので、電話を置いて、音を聞きながらパソコンで仕事して待ちます。
なんと30分。
「はろー、今プロパティーダメージデパートメントとボディーショップが話しているから。」
「ありがとう、あと、レンタカー代のレシート今日ファックスしましたけど、見ました?」
「それもプロパティーダメージデパートメントの結果を見ないと分からない。」
「えーっと、あ・・・」
と行っている途中で転送されました。
「はろー」
「あれ?だれですか?」
「プロパティーダメージデパートメントのものです。」
「あー、えーっといつ頃話はつくんでしょうか?」
「多分今日の夕方には終わると思うけど。」
「じゃ、もうすぐ車を受け取れると考えていいですね。」
「はい、そう思います。」
「ありがとう、じゃ。」
「それじゃ。」
うーん、最後の人も普通の人だった。

で、ボディーショップに電話。
「話着きました?」
「いや、合意にはいたらなかったけど、今日は大きな前進だ。今週中に終わるように頑張るよ。」

ということでした。

で、昨日水曜日。状況を確認しようとまた保険屋に電話。相変わらず繋がらない。
ボディーショップに電話。なんと今朝保険屋から電話があり、合意に達したという。あとは保険屋内部の書類の決済があって、お金が払われるだろうということになりました。俺はあとは待つだけだ。お前はロビーに電話してプレッシャーかけろ、ということでした。
ほー、かなり前進。しかし、ここでどれほど時間がかかるか、も問題だ。それを聞き出すためにまたしても保険屋に電話しまくり。全部留守電。
 で何回目かの電話で、やはりバーブに繋がった!
「電話に出てくれてありがとうございます。ロビーとトラブっているものですけど、一般的な質問なので、あなたにさせてください。合意後実際に支払われるのにどれくらい時間がかかりますか?」
「えーっと、ちょっと待ってね、またクレーム番号言ってくれる、おっけーおっけー、データベースによると、君の支払いは、っと・・・、今日の夕方か明日の朝にはチェックを郵送しますよ。」
「チェックを郵送ですか!わかりました、ありがとう!」

で、しばらくするとブライアンがやってきて
「今ボディーショップから電話が来たよ。月曜までにはチェックが届くって。宛名がハッシーだから、ボディーショップにサインしに行ってくれということだよ。」
「いやー、よかったよかった。じゃ、もう立て替えて払っちゃっても大丈夫かなぁ。」
「いや、あの保険屋は信用ならんからできたら月曜まで待った方がいい。ボディーショップのやつも言ってたけど、あんな保険屋初めてだって言ってたよ。全部で42回も電話したってさ。」

ということでした。
いやいや、長かった。
しかし嫁が週末車欲しいということで、多分立て替えて明日取りに行くと思います。
ま、車本体はこれで解決、と。多分レンタカー代の立て替え分は別なので、また、こっちでだらだら戦おうと思います。とにかく車が使えるようになればだいぶ気が楽になるので、この戦いはもっと余裕を持って楽しめると思います。

大変でしたが、大きな収穫が多々ありました。なんといっても、電話で英語を数多く強制されたことですね!あと、組織と従業員の関係について日本とイメージが違うのではないか、ということに気がつきました。これはまたあとで書きましょう。

金曜日, 10月 17, 2008

帰国後について現実をやや実感する

 帰国まであと半年弱。早くこっちで楽しんでおかないとやばい、ということで、月末のハロウィーン、来月連休にミネアポリス観光、大学フットボール観戦、どっかの週末でシカゴの博物館巡り、12月は中旬から学会でサンフランシスコで、年末ちょっとロサンゼルスへ、来年は多分実験でミシシッピ州ミズーリ大学へ、あとどっか最後に旅行へ行こう、と、まぁ、楽しみな予定が一杯です。

 が、帰国後の現実もまたやや実感。
 なんと、今年、日本の我がデパートメントのビルディングが耐震工事でぼこぼこになり、現状維持で置いて来た研究室や実験室の引っ越し作業があるようなんです。それが来月あるらしい。これまでも毎年毎年あるあるあるある言われていたのがまったく実現せず、いい加減僕も、はいはいあるある、とナイことを前提にしてきました。きっと他の教員の方々も同じだと思います。当然僕は引っ越し作業はできません。いる人にお願いすることになります。すいません。
 で、帰任した時には新しい研究室と新しい実験室に引っ越しされている予定です。まるで新任教員のような新鮮な環境で仕事ができますが、そのかわりイチから立ち上げ直しになるなぁ、と思われます。ま、これは留学とは関係なく、耐震工事が始まるということはそういうことなんですけどね。しかしおかげで社会復帰に時間がかかりそうな気分。

 それから、うちの学部では3年の秋に卒論前準備授業のような課目があって、そこで実質卒論研究室を決定します。その研究室決めが、先日あったようです。学生の移り変わりはおじさんにとっては非常に早く、一年半も経ってしまうと全然誰が誰なんだかさっぱり分かりません。僕が日本を出るときに彼らは1回生が終わったところですからね、教員とはほぼ交流がないと言っていいでしょう。学生さんにとっても、当然はっしーって誰?という話です。なので、そんなだれだか分からんところを希望する学生はいないだろうとタカをくくっておりました。
 ところがどっこいしょ。さきほど頂きましたメールによりますと、うちの来年度の卒論生はなんと4人になったそうです。そんなバカな・・・。確かに思えば他の研究室との絡みがあることを忘れていました。第一希望でうまいことばらけてすんなり決まればいいんですが、ある研究室に集中して受け入れ可能人数を超えた場合、第二希望に移ってもらうことがある、と。第二希望、第三希望と下がってくれば、当然うちが入る可能性もあります。教員数が少なく分野も様々なので、分野を絞ると意外と選択肢は少ない。むしろ却って誰だか分からず交流がなかったことが、ネガティブな経験をなくし(誰にだって思いかけず傷つけたりすることありますからね)、希望する確率を上げていると言えるかもしれません。
 うーん、学生さんと研究する生活がまた始まるんだなぁ、と、やや実感。どうなるんだかね。ちゃんと勉強しておかなくちゃな。

火曜日, 10月 14, 2008

今日車を持ってった

今朝は早起きして朝7時から車を修理に持って行きました。
行ったのは以前修理を依頼したドンミラースバル。キャピタルの向こう側でちょっと遠い。

とりあえず、前回同様、受付マンのいるところに突入しました。今回は受付の建物の出入り口に自動シャッターがあって、冬仕様になっていました。

「今日はどうしましたか?」
「ボディーショップとアポイントメントがあります。」
「あー、ボディーショップなら向こう側ですよ。」
「あぁ、そうですか、ありがとう」

ということで、ここはスルー。

反対側のボディーショップに入ります。
「アポイントのあるはっしーです。」
「おー、えーっとこの名前であってる?」
といって、今手元にある書類の名前を指します。
「あー、はいそうです。えーっと、確認したいんですけど、修理中にコストが上がったら向うの保険屋が払ってくれるんですよね。あとレンタカー代も。僕は一円も払わなくていいんですよね。」
「イグザクトリー」

ということで、ちょろちょろサインした後、カスタマー用のコピーをもらって、しばらく待っているとレンタカー屋の黒人のおねぇさんがやってきました。

「じゃ、行きましょう。」
「あれ、ここじゃないの?」
「エンタープライズ」
ということで、おネェさんと一緒にちょっと離れたレンタカー屋に行きました。エンタープライズというレンタカー屋でした。聞いたことないな。

「えーっと、向うの保険屋から話が来ていないので、はっしーさんに立て替えてもらう必要がありますよ。」
「え、やっぱりそうですか。ということは、立て替えた後また向うと交渉しなくちゃいけないんですよね。なんか信用ならない保険屋だからもうめんどくさいのやなんですけど。」
「うーん、うちは保険屋じゃないんでどうなるかわかりませんけど。」
「ちょっと嫁と相談します。」

で、家に電話すると、とにかくボディーショップが作業を始めてしまっていたらどうしようもないんじゃないかということが分かり、とりあえずボディーショップに電話。

「もしもしはっしーです。もう、作業始めちゃいました?」
「もうやってるよ。どうかしたのか?」
「いやー、レンタカー代立て替えることになったんだけど、払った後に保険屋と交渉するのがめんどくさいので、話がついてから保険屋が直接レンタカー代を払うような形にしてから、修理始めたいんですけど。」
「いやー、でももう始めちゃったからな。普通なら保険屋が払ってくれることになってるから、大丈夫だ。何はともあれ立て替えて、レシートをもらっておけ。きっと払い戻してくれるよ。」

いや、もう作業始まっちゃってるんじゃね、仕方ないか。

また、しばらく相手の保険屋との付き合いは続きそうです。
レンタカー代は3日で170ドル!
けちけちすんな、って言う程度かもしれないけども、なんとなく・・・ネタで。

火曜日, 10月 07, 2008

我が地元

誇らしい我が地元。だいぶ東口変わっちゃうんだね。

月曜日, 10月 06, 2008

急転回!どうも解決してしまったようです

 今、突然ドンミラースバル(ボディーショップ)から電話がかかって来ました。

 最初何言っているのか分からなかったんだけれども、ぐちぐちひどい英語に付き合ってもらっているうちに、だんだんと飲み込めてきました。どうも、見積もり以上の金額がかかったらその分出してもらえることになったみたい。修理は3日でその間レンタカーも借りられてそのお金も出してもらえるそうです。なんだよー、はじめからそう言えばいいじゃないか。

 でも、合点が行かないのは相手の保険屋からはなんにも言ってこないことです。向うとは先週末に決裂したままなので、スバルの話が最初何言っているのかわからず、混乱しました。

 なんか話の行き違いがあったのかもしれないなぁ。なんだったんだろな。

 一つ善意的に考えると、こういうことだったのかもしれません。
こちらでは、修理しないでお金だけもらうという選択肢もあると。こっちはまだ修理するともお金だけ受け取るとも明確な意思表示をしていませんでした。もしかしたら向うはこちらが受け取る金額を引き上げようとしていると思ったんじゃないかなぁ、ということですね。
 でもま、ひとこと本当に修理するつもりなのか?と聞けばいいだけですし、こちらから修理過程で金額が上がったらその分払えと言ったら拒否されてるし、どうみても手紙には修理したとしても提示額が上限だと書いてあるし、1448ドルを1600に上げてやるからそれで了解せよとか言ってくるし、ま、このような善意的な解釈はありえないと思います。

 我がAIGに報告するとしよう。なんだかあっけなかったな・・・。

金曜日, 10月 03, 2008

ただいま格闘中

 先日28時間以内に電話するといっていた電話はかかってこず、今日また我がAIGに電話しました。AIGさんは、向うが電話しなかったなんて驚きです、私は決して逃げないから安心してくださいと言ってくれましたが、ま、できることは限られていますね。でも、また電話してみるといってくれました。
 すると、やっぱり留守電だったと。でも、もうdepartment of insuranceに訴えると言っておいたから、もう訴えてみて、となりました。あー、やっぱりそこに行くのかと。ブライアンの時と同じ結果になりました。

 と思っていた矢先、なんと事故起こした側の保険屋から電話、来ました!
「はろー、はっしーです。まってました。」
「うちの提示額は1446ドルです。」
「それは受け入れられません。僕は一円も払う必要はありません。修理中にコストが上がったらそっちでボディーショップと協議してください。」
「わかったわかった、ちょっとこっちで相談するから、ホールドオーン!」

 で、曲が流れる。なかなか出ない。うーん、これは勝負だな。こっちが切るのを待つ作戦だ。負けないぞー!運良く電源もあるのでそれにつないで待機。なんかお待たせ曲の音が大きいのでボリュームを最大にすると携帯を置いていても聞こえる。スピーカフォンにする方法がわからない。しかしこれなら仕事しながら待てるなぁ、と思っていたら、だんだんと曲のボリュームが下がって全然聞こえなくなって来た。うーん、凄まじい攻撃だ。やむなく片手で携帯電話を持ちながら片手でネットサーフィンして待つことにした。

10分経って、出た!

「分かりました、1600ドルにしましょう。それでいいですか?」
「いやそういう問題じゃないでしょ。ボディーショップと相談してください。」
「そんなことうちではしません。」
「とにかくこっちは一円も払う必要はないです。」
「うちも全額払う必要はないよ。ま、ホールドオン!」
「ノー!ユーニードt」

 こっちが言い終わる前に、曲が流れる。でこれを書き始める。闘うゾー!
 今度は15分!出た!

 「ま、またこっちでボディーショップと相談してみるから。んでもってあとで、また電話する。」
 「え?もう一回言って。」
 「また電話する。」
 「いつ?」
ブチ

切れました。くそー!!

で、すかさずこちらから電話。当然留守電。

「はっしーです。ファイルナンバーはこれこれです。さっきは電話ありがとう。できるだけ早く返事ください。電話番号はほにゃららです。」

 ここはわざと強く言わないのである。どうもDepartment of Insuranceは効きそうですね。それが分かっただけでも収穫だ。ネタとしてはそっちに行くのも面白い。まだ解決しなくていい。まだ先は長そうですね!どうもDepartment of Insuranceでは通訳が使えるそうなので、ますます楽しみです。

 はい、今回はちょっと盛り上がりましたね。では次回まで、ごきげんよう。

木曜日, 10月 02, 2008

鍵なくす。二週間後に発見!感動・・・。

 2週間前の水曜日、いつものように帰りのバスから降りて、バス停から歩いて一分のわがアパートの入り口前で、ジーンズのポケットまさぐると、あれ、なんか足りんなぁ・・・。
 ありえないけれども鞄のなかとかいろいろ探してみたけどもない、鍵がない。
 やむなく嫁に電話して開けてもらいました。
 ぴーんと来たのは、多分バスに乗るときにバスカードを出して一緒に鍵が引っかかって落ちたんじゃないか、ということでした。それならバス会社の落とし物係にあるかもしれない。
 でもすぐ次の週はオレゴン行きだったので、ま、帰って来てからでいいや、とあまり真剣に考えていませんでした。見つからなかったらアパートで新しいのもらえばいいや。

 それで今週オレゴンから帰って来て、とりあえずバス会社の落とし物係に行きました。
奥のロッカーから落とし物を入れた箱を次々と持って来てくれて、鍵があるたびに、これか?いや違う、これか?似てるけど違う、と延々とやりましたが、結局見つかりませんでした。
 鍵がなくてもまぁ、家に帰ったら玄関で内線電話で嫁が返答するとオートロックが外せるシステムになっているので、いつもよりちょっと遠回りするだけで済むのですが、冬とかはやっぱり鍵があった方がいいだろうということで、2週間目にしてようやくアパートのオフィスに鍵をもらいに行きました。

 「224の者ですけど、鍵をなくしたんで、新しいのもらえますか?」
 「もちろん、いいわよー」
 気軽なので安心しました。ロックを買い替えろ!とか言われなくてよかった。
 で、オフィスの人が奥の部屋に鍵を取りに行きました。

 「・・・」
 「・・・ん?」

 あれ、どこかで見た鍵がある。デスクの上にぽろっと置いてあります。
 あー!!!これは!

 「どうもこれ、僕の鍵みたいです。」
 「えー!!先週見つかって、ずーっと持ち主探してたのよ」
 「先週オレゴンに行ってたので、時間がなかったんです。」
 「なんか近くの通りに落ちてたって。」
 「いやー、とにかくすごい!ラッキーだ!」

 ということで、めでたく鍵が元に戻って来ました。こういうことってありますよね。滅多にないけど。
 おそらく扉の前で鍵を落として気がつかなかったということで、嫁には馬鹿にされました。あははー。

水曜日, 10月 01, 2008

歯医者終わり

そういえば昨日ようやく歯医者で歯を入れました。
年明けから始まって早10ヶ月。長かったなぁ。
ま、いろいろありましたが、無事立派な歯が入りました。

インプラントは時間がかかるのが問題だと言われていましたが、それ以上に歯医者の予約の間隔が非常に長く、それでここまで時間がかかったとも言えます。特にインプラントの設置が確認された後、歯医者でクラウンを付けるのに8月頭に電話して9月頭の予約、次が9月末日の予約ということで、ここで2ヶ月もかかちゃってるわけでびっくりですね。よくわかりません。ま、すでに長丁場だったので急ぐ理由もありませんが。

残りは車の保険の問題です。今日も自分の保険会社に電話しました。噂のAIGグループなんですが、なんとか息を吹き返してくれました。AIGからも全然連絡取れないみたいです。今日頑張ってコンタクト取ってみるから、待ってろで終わりました。まぁ、こっちも気長にがんばろう。

と思っていたら、すぐにうちのAIGから電話。相手のボスとコンタクトが取れて、28時間以内に電話させるという話になったらしい。楽しみだなぁ。

あと半年

 10月になりました。留学生活もあと半年。昨年船から下りて米国に帰ってきてからすでに9ヶ月もたってしまいました。早すぎですね。しかし、渡米してすぐのころに比べると時間の流れが遅く感じられますね。当然ながら以前よりはかなりうまく歯車が回っていて充実した中身のある動きができているからだと思います。
 先週は嫁のブログにもあるとおり、オレゴン州で開かれた会議に参加してました。たくさんのすごい研究者に会えてほんとこっちまでちょっと偉くなった気分です。偉い人は僕のような庶民も偉くなったような気分にさせるところが偉いのです。とか、持ち上げすぎか。ちょっと別の言い方をすると、アメリカ人はほんとチームを作るのがうまい。協力関係が有機的に機能する。僕のような外国人にさえチャンスをくれる。これに答えないわけにはいかんだろー、ということになりますね。なんだろな。いい人が多いな。
 会議の最大の収穫はミズーリ大学に訪問する約束を取り付けたところですね。また、広がりそうだなぁ。

 はい、あと半年しかない!ということで、もう急いでいろいろ遊びに行かねばなりません。紅葉も始まりそうだし、ミネアポリスにドライブしたいし、シカゴももう少し観光しないといけないし、ドアカウンティーというウィスコンシンの有名な観光スポットも行かねばなりません。あと、12月は米国の学会でサンフランシスコに行く予定で、その後また家族連れで別のところによる予定です。
 仕事のほうもまぁ、まだチャレンジングなところがたくさん残っており、時間の許す限りやっていこうというところです。帰国後の計画も練らねばなりませんね。いやほんと、半年ごとの区切りに思い直すところですが、どう考えても海外留学させてもらってほんとラッキーだなぁとしみじみ思います。その上、我が地方大学の大学教員という職のすばらしさを実感しますね。特に、これは別に留学する前から思っていたことですけども、うちのコースのメンバーは最高だと思いますね。わざわざ声高に言うとうそ臭く聞こえますが、他意なしです。残り半年の区切りにややおセンチなせりふをはきました!