帰国まであと半年弱。早くこっちで楽しんでおかないとやばい、ということで、月末のハロウィーン、来月連休にミネアポリス観光、大学フットボール観戦、どっかの週末でシカゴの博物館巡り、12月は中旬から学会でサンフランシスコで、年末ちょっとロサンゼルスへ、来年は多分実験でミシシッピ州ミズーリ大学へ、あとどっか最後に旅行へ行こう、と、まぁ、楽しみな予定が一杯です。
が、帰国後の現実もまたやや実感。
なんと、今年、日本の我がデパートメントのビルディングが耐震工事でぼこぼこになり、現状維持で置いて来た研究室や実験室の引っ越し作業があるようなんです。それが来月あるらしい。これまでも毎年毎年あるあるあるある言われていたのがまったく実現せず、いい加減僕も、はいはいあるある、とナイことを前提にしてきました。きっと他の教員の方々も同じだと思います。当然僕は引っ越し作業はできません。いる人にお願いすることになります。すいません。
で、帰任した時には新しい研究室と新しい実験室に引っ越しされている予定です。まるで新任教員のような新鮮な環境で仕事ができますが、そのかわりイチから立ち上げ直しになるなぁ、と思われます。ま、これは留学とは関係なく、耐震工事が始まるということはそういうことなんですけどね。しかしおかげで社会復帰に時間がかかりそうな気分。
それから、うちの学部では3年の秋に卒論前準備授業のような課目があって、そこで実質卒論研究室を決定します。その研究室決めが、先日あったようです。学生の移り変わりはおじさんにとっては非常に早く、一年半も経ってしまうと全然誰が誰なんだかさっぱり分かりません。僕が日本を出るときに彼らは1回生が終わったところですからね、教員とはほぼ交流がないと言っていいでしょう。学生さんにとっても、当然はっしーって誰?という話です。なので、そんなだれだか分からんところを希望する学生はいないだろうとタカをくくっておりました。
ところがどっこいしょ。さきほど頂きましたメールによりますと、うちの来年度の卒論生はなんと4人になったそうです。そんなバカな・・・。確かに思えば他の研究室との絡みがあることを忘れていました。第一希望でうまいことばらけてすんなり決まればいいんですが、ある研究室に集中して受け入れ可能人数を超えた場合、第二希望に移ってもらうことがある、と。第二希望、第三希望と下がってくれば、当然うちが入る可能性もあります。教員数が少なく分野も様々なので、分野を絞ると意外と選択肢は少ない。むしろ却って誰だか分からず交流がなかったことが、ネガティブな経験をなくし(誰にだって思いかけず傷つけたりすることありますからね)、希望する確率を上げていると言えるかもしれません。
うーん、学生さんと研究する生活がまた始まるんだなぁ、と、やや実感。どうなるんだかね。ちゃんと勉強しておかなくちゃな。
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