2週間前の水曜日、いつものように帰りのバスから降りて、バス停から歩いて一分のわがアパートの入り口前で、ジーンズのポケットまさぐると、あれ、なんか足りんなぁ・・・。
ありえないけれども鞄のなかとかいろいろ探してみたけどもない、鍵がない。
やむなく嫁に電話して開けてもらいました。
ぴーんと来たのは、多分バスに乗るときにバスカードを出して一緒に鍵が引っかかって落ちたんじゃないか、ということでした。それならバス会社の落とし物係にあるかもしれない。
でもすぐ次の週はオレゴン行きだったので、ま、帰って来てからでいいや、とあまり真剣に考えていませんでした。見つからなかったらアパートで新しいのもらえばいいや。
それで今週オレゴンから帰って来て、とりあえずバス会社の落とし物係に行きました。
奥のロッカーから落とし物を入れた箱を次々と持って来てくれて、鍵があるたびに、これか?いや違う、これか?似てるけど違う、と延々とやりましたが、結局見つかりませんでした。
鍵がなくてもまぁ、家に帰ったら玄関で内線電話で嫁が返答するとオートロックが外せるシステムになっているので、いつもよりちょっと遠回りするだけで済むのですが、冬とかはやっぱり鍵があった方がいいだろうということで、2週間目にしてようやくアパートのオフィスに鍵をもらいに行きました。
「224の者ですけど、鍵をなくしたんで、新しいのもらえますか?」
「もちろん、いいわよー」
気軽なので安心しました。ロックを買い替えろ!とか言われなくてよかった。
で、オフィスの人が奥の部屋に鍵を取りに行きました。
「・・・」
「・・・ん?」
あれ、どこかで見た鍵がある。デスクの上にぽろっと置いてあります。
あー!!!これは!
「どうもこれ、僕の鍵みたいです。」
「えー!!先週見つかって、ずーっと持ち主探してたのよ」
「先週オレゴンに行ってたので、時間がなかったんです。」
「なんか近くの通りに落ちてたって。」
「いやー、とにかくすごい!ラッキーだ!」
ということで、めでたく鍵が元に戻って来ました。こういうことってありますよね。滅多にないけど。
おそらく扉の前で鍵を落として気がつかなかったということで、嫁には馬鹿にされました。あははー。
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