月曜日, 6月 04, 2007

アパート

留学するときに住む場所をどうやって決めるかは問題ですね。

でも考えてみると、日本でもこれまで一人暮らしで不動産屋行ってちゃんと探したのは一度だけです。札幌で一人暮らしするときに最初は食事付きの寮みたいなアパートにしたのですが、広告だけ見て決めて電話で予約しました。行ってみたらかなりしょぼくてひどかったです。1年だけ我慢して、2年目に引っ越し、このときだけ不動産屋に行きました。あとは、人づてだったり大学の寮とか宿舎です。

この渡米では、最初はまぁ1週間ホテル暮らしして探せばいいかなぁと思っていたのですが、やっぱり行ったときに決まっている方が安心だということで、インターネットで探すことにしました。問題は日当りとか分からないし、土地勘がないことですね。便利さが分からない。

一応、こっちのSupervisorから提案されたのは大学宿舎で、もう広大な土地に大学関係者の住宅街を作っており、中世の村のような感じになっています。ここのメリットは、近所さんが大学関係者なので安心なのと、コミィニティーイベントが多く、家族に優しいところでした。デメリットは、非常に広大でどこに住めるか分からないし、この敷地自体が一種隔離されたような場所にあり、生活圏から物理的に離れているところでした。無料のバスが巡回しているとのことですが、やっぱりなんか不便さを感じます。Google earthで見ても、森で囲まれた隔離コミュニティーのように見えて、メインストリートまでかなり距離があります。うーん、こっから出なくなるかもしれないのも考えものだと思い、ここはやめました。

他にもインターネットで物件を紹介しているページがあり、値段と写真で良さげなところを選び、Google mapで場所を確認して、候補を絞っていきました。

最終的に二つに絞りました。
一つは、大学にやや近めでそこそこの値段のところ。なんといっても売り文句がSunny and shineだったかな?日当りがよさそうなのが一番惹かれました。このころすでにDS-2019の取得などでお世話になっていた大学地質学科の事務の人に頼んで、予約してもらえないないと頼んだら、すぐにやってくれたのですが
「もう希望しているサイズの部屋は一杯だった。もうちょっと値段の高いところなら空いてるらしい」
とのことでした。結構な値段になるので、そこはあきらめました。

もう一つは、ちょっと大学から遠くなるのですが、モールへ歩いていけるとか日本人が多いとかいうところでした。日本人が多いというところが、留学未経験で何も知らずに調子に乗っている人間には鼻につくところですが、家族を思えばそれもよしということで、これまた問い合わせてもらいました。そしたら、空いてるからインターネットで情報送れば受け入れ準備しておく、ということで、あっさり決まりました。

実際来てみると、まず第1候補のところは、確かに日当りが良いのですが、実はメイン道路から一本裏の閑静な住宅街でやっぱり森に囲まれた隔離されたところでした。バスは2路線しかありません。ちょっと買い物が遠いです(ま、車だから関係ないかもしれないけど)。あとガレージが別棟で冬はいったん外に出なければならない。

一方、第2候補の今住んでいるところは、ほんとにモールに歩いていけるし、郵便局は近いし、バスは5-7路線ある。ガレージは地下でエレベータで行ける、すぐ後ろに公園があると、まぁいい感じです。日本人は思ったほどいないです。後ろの公園に行くと、韓国人や中国人、スパニッシュ系の外人が多いです。もともと日本人の多い街ではないからかもしれません。やっぱり、コミュニティーが希薄なので、交流が少ないですね。もともと日本でそんなに交流していたかというとそうではないんですが、異国の地で、なんとかとけ込みたいなぁという気持ちがあるんでしょうね。まぁまぁ、あせらずぼちぼちやっていきましょう。



郵便局の車。右ハンドルらしい。

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