火曜日, 6月 12, 2007

日本で大学予算の競争的配分

日本に帰ったらなんかとんでもないことになってそうです。
大学予算でも基本予算にあたる国からの運営費交付金を競争的な成果で配分しようということになるようですね。これやると、全国の国立大学の半分以上は運営費交付金が50%になるらしい。運営費交付金はおおむね大学予算の4割程度?らしいので、全体で2割減。これじゃやってけないと。

どうも、新聞はのきなみ反対。初めから体力の違う大学を比較して勝ち負けははっきりしている不公平。基礎学問の衰退。地域貢献への不配慮。などなど、これにどう反論するんでしょうか?
このデメリットを容認してなを、目指すべき明るい未来はどんなものがあるんでしょうか?
物事にはいい面もあれば悪い面もありましょう。トータルすれば全体としてよい方向だと言える人がいたら教えてほしいです。

競争ってったってねぇ・・・。

こちらアメリカでは大学教員は給料は9ヶ月分しか出ないらしい。といっても、多分十分な年収になるのではないかと思われます(違うかなぁ)。研究費を獲得すると、そこから自分を含めて人件費に割り振れるという制度になっているそうです。金を取ってくれば自分の懐も潤うと。さらに、学生を雇って給料を払うことができます。モチベーションもあがります。なんとなくいい制度のような気がします。が、やっぱりアメリカ人も疲れるみたいです。

ま、何はともあれ業績あげねばな。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先日京都で松田岩夫元科学技術政策・IT担当大臣の講演を聞きました。「学長は経営者たれ」「儲けている大学は、もっと儲けなさい。その分補助金カットなんかさせない。自己資金を蓄えなさい。」「知を集約してイノベーションを起こしなさい。何をやっているんだああ」

選択と集中はまだまだ続きそうです。規模が小さいままでは、松田元大臣のリクエストには応えられない、と思いました。

でも、地方大が10コ統合して予算規模を東大と同じにすることで逆転勝利する日が来るのでしょうか。


アメリカには日清GooTaの新作はないでしょう より

Hassy さんのコメント...

あれま、知り合いでない方でしょうか?そんな方からコメントを頂けるとは、このブログも人並みになってきました。ありがとうございます。

経営する学長と、資金の格差拡大で出てくるイノベーションって、なんでしょうね。とんでもなく儲かる特許・・・かな。
なんか哲学とかサイエンスとか、そういうなんというか品性がないですね。

地方大、ほんと、何個かなくなるなぁ。うちの大学大丈夫かな。

GooTaの新作ないですね。そんな、カップ麺なんて食べませんよー。マック最高ですよ!(うそ)

日本食やで赤いきつねを買いました。まだ食べてません。