海外生活ネタで定番のトピックは、床屋ですね。
欧米人とは違う髪質のアジア人は結構ひどい目に会っているようです。
ウェブで調べてみると、前髪をストレートにしないでくれと言ったら水平でなかっただけで斜めにストレートにされたとか、写真で示したのと全く違ったとか説明したのに丸坊主になったとか、途中でどうしたらいいか分からないので、お金はいらないから勘弁してくれといって放り出されたとか、もう無惨な話が転がっているのです。
ま、僕は丸坊主になってもいいんで、失敗したらいっそのこと丸坊主にしてもらえばいいかな、ってくらいです。オサレにはおおむね無頓着です。ですが、失敗したらってくらいで、率先して丸坊主にしようとは思っていないくらいのオサレマンです。
グーグルマップでbarbershopを調べてみると、意外と少ない。奥さんが以前に発見していた近所のヒルデリモール地下にある床屋が一番便利そうです。イエローページによると、40年の経験があるそうです。この辺はアジア人が多いらしいので欧米人よりも固い髪質の経験も豊富かもしらん。しかも、なんと朝8時からやっているんです。
もう朝一でいっちゃおーということで、自転車で朝一番、床屋に入りました。
すでに先客が二人。はやっ!
切る人は3人いたので、ほとんど待たなくてすみました。
「どういう風にしますか?」
「えーっと、短く、あ、でも短すぎずで、お願いします。」
「・・・」
「えーっと、あー、横と後ろが半インチ、トップが1インチ、で前髪を1.5インチくらいで」
と、言ってみました。これは、ウェブで仕入れた対応法です。
「わかったわー、短すぎずっていわれてもどれくらいかわからないからねー」
みたいなことを言ってました。やや太っちょのおばさんです。
やおらバリカンでちょろちょろ横と後ろを切り始めました。
前とトップはちゃんとくしとはさみを使ってます。くしで髪を束ねて指で挟んで長さを調節したらはさみで指からはみ出した部分をちょきんと切るテクニックは日本とまったく同じです。しかもウェブで調べた段階ではすきばさみなどないという話でしたが、ここではちゃんとすきばさみですいてくれました。
「いやー、髪が多いねー」
と言われました。なんと答えるべきだったのでしょうか?!
結果、なーんも問題ない髪型になりました。注文よりはだいぶ長めです。多分横と後ろが1インチくらいで全体的にやや長めです。でもまこれくらいが丁度いいや。
自転車で学校へ。なかなかいい天気ですが、やや肌寒く、自転車は大変気持ちがよかったです。芝生のきれいな緑にタンポポの黄色が大量発生していてこれまたきれいなんですが、こっちの人はこの光景は見慣れているのかあまり感動がないらしく、タンポポごと芝刈り車でがががーっと全部刈っていきます。
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