水曜日, 5月 09, 2007

物理探査野外実習

昨日はsupervisorの院生向けの授業があり、参加しました。
野外で物理探査実習です。地震計をフィールドに張って、波を発信し、表面波や反射波の信号を得るってものでした。
場所は湖畔のグラウンド。芝生がどこもきれいです。
そこにメジャーを張って、地震計を2mごとに埋めていきます。48個。それをメインケーブルに繋ぎます。メインケーブルを計測器に繋ぎます。計測器から別の細いラインが出ていて、それが・・・、牛殺しのようなハンマーにつながっています。

そう、発信波はマンパワーで、このハンマーを鉄板に打ち付けます。
1ポイントにつき10回、たたきます。これを2mごとに、全部で80回くらいやりました。

学生は最大で10人くらいいたでしょうか。
1時間くらい遅刻して来る子もいました。サングラスをして服装も軽めな、今風で、日本でもいるようなやる気のなさそーな感じです。おもしろいのが、遅れてきても別に申し訳なさそうにくるでなく、普通に参加します。やる気がなさそーな見た目に反して結構ちゃんと参加します。Supervisorも同じことをまた繰り返して、遅れてきた子に教えてあげてます。普通に。
で、その遅れてきた子は、途中で帰りました。これまた誰も気に留めません。

まったく日本で僕もそう思っていましたが、こういう風で良いんだと思いますよー!
でも、そういう風で良いよって学生に言うと、
「またはっしーはいい加減なことばっかり言って!」
とか
「やる気がない」
とか言われます。

君の自由でいいんじゃないかー!
と、思います。

ちょっとハンマーを振りすぎて、今日は脇の筋肉が痛いです。ほんと運動不足だなぁ。

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